御言葉メール409
2008年8月16日
「主よ。そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただきます。」(マタイ15:27)
私は自分が謙遜な人間ではないことを知り尽くしているので、謙遜にさせて欲しい、と祈らされる者です。今日の御言葉は、へりくだる姿がどこからくるのか教えられる様な気がします。悪霊につかれた子供を持つ女がイエスの所に来て癒しを求めます。
イエス様はカナン人のこの女に、自分はイスラエル人の救いのために来た、さらに子供(イスラエル)のパンを取り上げて子犬(カナン人)に投げてやるのはよくないと追い打ちをかけられる。その言葉への女の応答が冒頭の言葉です。子犬だといわれたことをその通りだと認め、それでも執拗に求めていく。ここにあるのはイエスに対する絶対的信頼です。
その信頼はイエスが一見冷たいと思われる態度にもへこむことなく、自分をどこまでも低くして求めていきます。神様への絶対信頼は謙遜を生み出し、自分よりも人を高くする思いへと導いてくださるでしょう。イエス様はこの女の進行を喜ばれました。
御言葉メール409
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