御言葉メール413
2008年8月30日
「そして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。」(マタイ17の2)
人間としてこられたイエスが、天地万物を造られた神であることは多くの人々にとって理解不能のところです。神様が人間に神として認められる姿をしておられたら信じれたのに、と思う方も多いかもしれません。
イエスキリストの生涯の中で一度だけ、3人の弟子の前でキリストの顔が太陽のように輝き、衣は光のように変貌しました。筆頭弟子のペテロは、その変貌のすばらしさに圧倒され、わけのわからない事を口走ります。しかし神を認め信頼することは、その様な姿を見たからといってできる事ではありません。聖書は「彼の言うことを聞きなさい」と言います。
彼というのはキリストです。神を知るということはキリストの言葉を聞く事です。私達がこういう神であって欲しい、と願う姿が神ではないのです。キリストは人間の罪を赦すために御自分が、罪の罰を受けて死に復活されました。人間がさげすむ最も卑しい姿をとられたのが神でした。人間には決して真似のできない、求めることなど決してない姿です。私達はこの神に聞く者です。
御言葉メール413
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