御言葉メール412
2008年8月27日
しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。(Ⅰペテロ2の9)
この言葉は、ルターが万人祭司という言葉を用いた根拠聖句だといわれます。しかし注意深く見るならば、私たちクリスチャン全てが[祭司]だと言っているのは、この世(つまり未信者)に対して神のおことばを取り次ぐ(祭司)役割の働きと立場にあるといっているのです。
ですから、教会において全てが牧師と同じ立場にあるというのではありません。教会において牧師とは、神によって召された者であり、教会はそれを追認し、教会という神の家において公的な立場に付けられた者のことです。ですから、牧師が教会において祭司であり預言者であるというのは、特別な役割と立場があるのです。
それ故にペテロは、5章5節で「同じように、若い人たちよ。長老たちに従いなさい。みな互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからです」と命じいるのです。
御言葉メール412
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