金沢聖書バプテスト教会

金沢聖書バプテスト教会は、神の愛とキリストの贖いと聖霊の導きによって真の神様を礼拝する者の集まりです。あなたを心より歓迎します

451〜500

御言葉メール465

投稿日:

御言葉メール465
2009年3月7日
「義人はいない。一人もいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。」(ローマ3の10,11)
西洋古代教会最大の教父といわれるアウグスチヌスの祈りの一つが大きな神学論争を引き起こしました。「神よ、あなたがお命じになることをお与え下さい、そしてあなたが望まれる事を命じて下さい」この祈りの前半部分が問題になったのです。
神は私達に完全を命じられる、しかし自分の力で完全さには到達できない、神が命じられる完全さは神が与えて下さらない限り人間には不可能だ。彼は、人間は自分では神を求める事も認める事もできないほど堕落していると言います。それに反対したのがペラギウスでした。神は決して不可能を命じられない、神が完全さを要求されるなら人間にはそれを達成する力がある。
これは、キリストの恵みがあれば容易であるが、キリストの恵みがなくても自分の力で完全になれる、との結論になります。この考えはアウグスチヌスと教会から拒絶されます。一方的に手を差し伸ばして下さる神の恵みがなければ、神に背を向けていた私は救われる事はありませんでした。自分の罪深さを知れば知るほどキリストの救いに感謝があふれます。「何からの救いなのか」(R.C.スプロール参照)

カテゴリー

-451〜500

Copyright© 金沢聖書バプテスト教会 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.