御言葉メール595
2011年8月20日
「わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」(ヨハネ7の38)
十代の頃、能力的に自分が劣っている事を思い知った時、将来の不安を強く覚えました。同時に自分の心の奥底に潜む他人に対する羨望、妬み、憎しみという思いは、自分はこんなひどい人間なのか、という失望と虚しさ、更に自分の内側から出てくる思いが、そういうものしか出てこない事に愕然となりました。
表面は取り繕う事ができても、自分の心の中はごまかす事ができない。そういう時に読んだ「その人の心の奥底から生ける水の川が流れ出る」という言葉は、それまでに読んできたどの本(聖書以外)の言葉より刺激的でした。イエスを信じるなら、枯渇した害しか与えない心から自分と人を潤す生ける水が流れ出る。本当だろうか、という疑い以上に心がワクワクしてきた事を思い出します。
生ける水というのは、キリストを信じた時に与えられる聖霊なる神様のことです。神様が嫌われる罪があるにも関わらず、その罪を赦された者の心に神が住まわれる。その方は必ずあなたを満ち足らせて下さいます。