御言葉メール607
2011年11月12日
「・・・それがあなたに何のかかわりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい。」(ヨハネ21の22)
自分はこれをしたいけど、あの人はどうするだろうか、と人の事が気になる。自分のやるべき事をすればいいとわかっていても、日常のいろいろな場面で、私達は人の事が気になります。
ペテロがイエス様に従う様に言われた時、振り向くとヨハネが後についてくるのを見ました。ペテロは、「主よ、この人はどうですか。」と尋ねます。それに対するイエス様の答えが冒頭聖句です。主は、それはあなたが考える事ではない、ときっぱり否定される。あなたは私に従いなさい、即ちイエスの事を考えて、今、与えられている事をしなさいと。しかし私達は他の人がどんな働きをするだろうかと気になる。
一人一人にふさわしい働きと将来を備えられるのは神様です。他の人の働き、及び将来はペテロや私たちが考える事ではなく、イエスご自身の関心事でありイエスが直接、その人に関わられる。私たちは他の人が気になる者ですが、その思いから守られます様に。それは私達がイエス様の事だけに最大の関心を払うためです。その時、人に心を遣う事を学ぶでしょう。