御言葉メール702
2013年11月2日
「わが神。昼、私は呼びます。しかし、あなたはお答えになりません。夜も、私は黙っていられません。けれども、あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます。」（詩篇２２の２，３）
詩篇の作者たちは、様々な苦悩の中で神を呼び求めます。その祈りの一つ一つは、私の心の中にある思いを明確にしてくれたり、神がどの様な方であるかを気づかせてくれます。
上記のみことばで、自分はずっと祈っているけれど神は答えられない。しかし、あなたはイスラエルの賛美を受けるべき神であり、聖なる神は正義を行わないではおられない方です、と告白します。作者は、神の沈黙に呻きながら、過去の歴史における神の救いを思い出します。神を信頼する者に対して神は徹底的に助け出された、と。私達も様々な祈りをするでしょう。
呻きをもって神に向かっておられる人もいるかもしれません。そこで、神は何も答えられない、と、どうか失望することがありません様に。作者の様に祈り続ける事ができるのは聖霊なる神の励ましがあるからです。祈りの中で、みことばや説教や交わりなどで与えられた神知識が思い出されるなら、それを握って、あなたはこういう方ではありませんか、と神に訴える事ができます様に。失望から守られます様に。