御言葉メール709
2013年12月21日
「しかし、主を尋ね求める者は、良いものに何一つ欠けることはない。」(詩篇34の10)
「良いものに何一つ欠けることはない」このみことばは、イエスを信じ救われ赦されていながら、それでも悩み、病い、呻きを持ちつつ生きている信仰の友や私にとって、葛藤を覚えるみことばです。作者は多くの恐怖、苦しみがありました。その時、作者は主を尋ね求めるのです。
しかし実際生活の中で、私はなかなかそれができない。病気であれば先ず医者を、経済的な問題であれば、何とかしてお金の調達を、こどもの問題であるなら先ず叱ってから・・・その方法が悪いわけではないのですが、そこで解決できない時に失望してしまい 、神に向くことができなくなるなら、それは悪です。答えられない時、「それでも」主に期待し続けられるでしょうか。
作者が主を尋ね求めるという時、「それでも」主に期待し続けた。そして祈りが聞かれ答えられた。その時、作者が先ず最初に口に出した言葉は、「やれやれ何とかなった」という安堵感ではなく、神をほめたたえる言葉でした。「私はあらゆる時に主をほめたたえる」心に満たされた神への賛美が、良いものに何一つ欠けることはない、と告白させるのでしょう。クリスマスの時、この良いお方に私達が満たされます様に。