御言葉メール721
2014年3月15日 (記：マハー満枝）
「信仰によって、モーセは.....。」（ヘブル２：２４～２５）（出エジ２章）
モーセは神様の不思議な知恵とお計らいによって、助けられました。しかも、その大事な乳幼児期を母親の元で暮らすことができたのです。モーセが何才の時まで母親の元にいたか、正確にはわかりませんが、モーセの両親はやがて手放さなくてはならない子のために、熱心に祈り、真の神様について教えたことでしょう。
それが後に、モーセのヘブル人としての認識、また神様からの使命を受ける事に大きく影響を与えたことは疑いの余地がありません。
その後４０才くらいまで、モーセは宮殿にいて「エジプト人のあらゆる学問を教え込まれ、ことばにもわざにも力がありました。」（使徒７：２２）いわゆるエリートの教育を受けたのです。彼は何の不自由もなく、宮殿でそのまま王の娘としていることもできたでしょう。しかしヘブル書11:24-25は、その背後に何があったか、光を投げかけています。
「信仰によって、...むしろ神の民とともに苦しむことを選びとりました。」
世の中で生かされている私たちは、いつも「信仰によって」主の前に正しい事を選び取ることができますように。また私たちの回りにいる子どもたちも、そのような日々の決断ができますように。