特別伝道集会2015
「今、あなたに伝えたいこと」
—本当の平和とは―
- 2015年10月4日(日)
- 礼 拝: 午前10時30分~12時
- 特別伝道集会: 午後1時30分~3時
- 説教者 小川淳司師 上田聖書バプテスト教会牧師 (名古屋聖書バプテスト教会伝道所)
- 会 場:金沢聖書バプテスト教会
入場無料
どなたでもご自由に参加いただけます。
(手話通訳の用意があります)
ほんとうの平和
「平和」は、言うことは簡単ですが、実際に本当の平和を築くのは、決して簡単なことではありません。
革命は平和をもたらしたか
革命と言えば、有名なのが18世紀のフランス革命です。フランス革命は、特権階級に対する市民に不満に端を発した革命でした。また、耳新しいところでは、アラブの春という一連の革命がありました。これは2010~2012年に、アラブ世界における民主化を目指した、一連の反政府運動でした。しかし、これらが本当に平和をもたらしたのでしょうか。
一神教は争いを生み、多神教が平和をもたらすのか
一神教が戦争を生むと言われることがあります。はたして、そうなのでしょうか。戦国武将の武田信玄は、毘沙門天、不動明王、富士浅間大菩薩、八幡信仰など、様々な信仰を持ち、さらに仏門に入った人物でもありました。多神教であっても、その思想が平和を生むとは限りません。
逆に一神教だから、争いを起こすとも言えません。むしろ、キリスト教でもメノナイトは、第二次世界大戦中に兵役を拒否し、多くの信者が、兵役に就くかわりに奉仕活動に従事しました。また、黒人のマーチン・ルーサー・キング牧師は、黒人がひどい差別を受けていた当時に、抵抗運動において非暴力を貫いたのです。
同じキリスト教と言われる人でも、十字軍のような宗教戦争を起こした人もいれば、メノナイトやキング牧師、ドイツ告白教会のように、徹底的に暴力を否定した人たちもいるのです。彼らは、周りの状況に流されず、暴力によらない解決方法に立ち続けた人たちです。何が、彼らにそうさせたのでしょうか。
今回の集会では、私たちが本当に伝えたいほんとうの平和とは何かを知っていただきたいと願っています。