金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール891

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御言葉メール891

2017年7月8日(記:斉藤文子)

「彼らはエレミヤを綱で降ろしたが、穴の中には水がなくて泥があったので、エレミヤは泥の中に沈んだ。」エレミヤ38の6

置かれた状況に関係なく心の平安を持ちたい、というのは私達が願うところではないでしょうか。

南ユダ王国最後の王ゼデキヤは、バビロン王ネブカデネザルによって王位につけられました。しかしゼデキヤは愚かにもネブカデネザルに反逆したために、ユダはバビロン軍に包囲され飢餓、疾病等の悲惨な状況に陥ります。エレミヤはバビロンに服従して生きる様に、一貫して神の使信を伝えます。それを聞きたくない王やその側近から、監視の庭、地下牢、穴の中に閉じ込められ、常に命の危険の中で生きていました。

一方ゼデキヤは、バビロンへの恐れ、またエレミヤの語る神の声に従い、バビロンに降伏したユダヤ人への恐れ、更にエレミヤと会っていた事が側近たちに知られる事への恐れ等の、神のことばに聞き従わない所から来る人への恐怖が支配しています。

エレミヤは神の使信を伝えたために命の危険が待っていましたが、その言葉と思いがぶれる事はなかった。私達の外的状況は変わります。また感情も思いも揺れ動き失望、落胆が押し寄せる。それでも神と神のことばの絶対性を信じようとする時、神ご自身が私達を下から支えてくださる。迫害の中でも神のことばに一貫して立ち続ける事で、神の与える平安がエレミヤを支配したのです。

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