金沢聖書バプテスト教会

金沢聖書バプテスト教会は、神の愛とキリストの贖いと聖霊の導きによって真の神様を礼拝する者の集まりです。あなたを心より歓迎します

1001-1050

御言葉メール1028

投稿日:

御言葉メール1028

2020年5月30日(記:辻嵐桂子)

人はだれでも、聞くのに早く、語るのに遅く、怒るのに遅くありなさい。人の怒りは神の義を実現しないのです。(ヤコブの手紙1章19-20節)

短気でせっかちな私にとっては、まことに胸に刺さる御言葉である。
舌を制御すべきとのテーマは、旧約聖書の知恵文学にも多く見られる(箴言10章19節、15章1節など)。
ヤコブも同様の主題を扱っており、3章ではその難しさを詳しく語っている(ヤコブの手紙3章1-12節)。
口は災いの元とはよく言ったものである。軽率に発した言葉は、時に他人を傷つけ、信頼を損なわせ、それが大きなトラブルに発展することもある。

更に怒りというものは、制御出来なくなると、自分自身を正当化し、ひたすら他者を攻撃する。時に、取り返しのつかない言葉を生み出してしまう。
神の義を実現しないとは、私たちの行いが、神のみこころにかなわないということである。それは、クリスチャンとして残念なことである。

怒りや苛立ちから、汚い言葉(自分を正当化し、他人を貶めるような)が口をついて出そうになることがある。結局自分自身の内側にあるものが、言葉や行動となって現れるのであるから、私たちはどうしたらいいのだろう?

ヤコブは続けて言う。
ですから、すべての汚れやあらゆる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを素直に受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。(ヤコブの手紙1章21節)

神の御言葉に思いを馳せるのみである。

カテゴリー

-1001-1050

Copyright© 金沢聖書バプテスト教会 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.