御言葉メール1096
2021年9月25日
「実が熟すと、すぐに鎌を入れます。収穫の時が来たからです。」(マルコの福音書4章29節)
これは、一連の神の国のたとえの中で語られた御言葉である。
福音は種にたとえられ、人手によって蒔かれるが、苗を成長させ、実を結ばせるのは神のわざである(26-28節)。
そして実が熟すと、すなわち時が来れば、速やかに刈り入れが行われる。これは、神のさばきが、最後に確実に行われることを意味している。
農夫が収穫しないことがあり得ないように、神も、この世界を放置することはあり得ないのである。
私は、聖書に書かれていることはすべて真実だと信じている。
イエス・キリストの福音が、人類に与えられた唯一の救いの道であることを信じている。
だけど信じない人、違った価値観を持つ人たちに、福音はどうしても必要だと言い切れるのかと、迷うことがある。
そして、多くの場面で、福音を語ることを躊躇するのである。
私は心のどこかで、神のさばきがいつまでもいつまでも延ばされることを願っている。
だが実が熟せば(すなわち定められた時が来れば)、速やかに行われるのである。