御言葉メール1115
2022年2月12日
「あなたは、自分の目には小さい者であっても、イスラエルの諸部族のかしらではありませんか。主があなたに油を注ぎ、イスラエルの王とされたのです。主はあなたに使命を与えて言われました。~」第1サムエル15の17,18
私は、何か物事がうまくいかなくなると、自分の育った環境やそこで培われた性格があるので仕方ないかなあ、などと若い時には環境や性格のせいにしていました。しかし神様のことが少しずつわかってくる時、私が欠点だらけであっても、無能な者であっても、神様がその環境に私を置き、救うための道備えをされていたことがわかってきました。同時に、この世における働きのための準備でもあったのです。
サムエルはサウル王に、あなたの出身がどんなに小さな部族であっても、自分がどんなに小さな者だと自分で思っていても、あなたを王にしたのは神だ、というのです。その神のことばに従うことこそがイスラエルの王の務めでした。サウル王は人を恐れて、神のことばに従わず、サムエルから叱責されます。
私自身もサウルの弱さがよくわかります。だからこそ、自分の思い、感情に信頼しないで、罪と弱さとその結果から贖いだしてくださった神のことばに向かわせてください、と祈らずにはおれません。