御言葉メール649
2012年9月22日
「まことに、あなたがたに告げます。取税人や遊女たちのほうが、あなたがた(宗教指導者)より先に神の国にはいっているのです。」(マタイ21の31)
クリスチャンジャーナリストのフィリップ・ヤンシーの著書の中に、元売春婦達が集う集会の講演者として出向いた時の話が載っています。ヤンシーはその女性達に質問します。
「イエス様が、みなさんの仕事について話された事を知っていますか。」そして冒頭のみことばを伝え、「なぜイエス様は特別に、『売春婦』という職業について言及したのだと思いますか。」その問いに対して一人の女性が答えます。「誰もがみんな、自分より下の見下す相手がいます。でも私達は違います。その一番下の人間だからです。最も低いところにいる私達は社会にとっても家族にとっても恥です。だから、初めて神の恵み、神の愛のメッセージを聞いた時、私達は応答したのです。
恵みは、神様から無条件で与えられるものです。・・」私はこのあかしを読んだ時、改めて神がどういうお方で、神が人間に求めておられることは何なのかを教えられた様に思います。神様は、職業、性格、身分等の下に隠されている心に関心がある。神の一方的な恵みは、自分は一番低い者だと思える時に、感謝と喜びにあふれるばかりになるでしょう。