御言葉メール700
2013年10月19日
「あなたこそ、私の主。私の幸いは、あなたのほかにはありません。」（詩篇１６の２）
私達には、その時々の楽しみや喜びがあります。今、私は俳句を教えて下さる方がいて、手ほどきを受けていますが、あまりにも下手で主人の格好のからかいの対象になっています。それでも私自身は、５，７，５の中に入れる言葉を探すのが面白く、気が付くと、そればかりを考えていた、という様な時もありました。
神様はその時その時、いろいろな楽しみを備えてくださいます。神様は、私達一人一人に必要なことを全てご存じだからです。勿論、痛みも辛さもあります。しかし私達に何が与えられても、神様のなさる事に間違いはありません。私は間違いと失敗をする者ですが、神様はそうではないということは何と幸いな事でしょうか。自分の信じている方は絶対的に間違いのないお方なのです。
とはいっても私などは、ゆだねる事の難しさに直面して自分の愚かさを見せつけられます。しかし詩人は、ゆだね切った信仰をもって「私の幸いは、あなたのほかにはありません」と、告白します。その信頼こそ詩人の心を喜び楽しませ、どの様な中でも揺るぐ事がない歩みを与えてくれるものでした。どうか与えられるものを通して、その与え主を更に喜ぶ者となれます様に。