金沢聖書バプテスト教会

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たねまき7〜12

たねまき8 エホバの証人のクリスマスやお正月

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たねまき Vol.8


《エホバの証人のクリスマスやお正月》








 毎年、クリスマス、お正月と一年の中でも気忙しい、でも嬉しくて楽しい時期です。特に子どもたちには、お祝いの御馳走やら、プレゼントやら、お客様の出入りやらで、余計に待ち遠しいことでしょう。



 けれども、エホバの証人にとっては、これからの季節はむしろなんとなく気の重い、早く過ぎ去ってほしい季節かもしれません。というのは、御存知のように、エホバの証人はクリスマスもお正月もお祝いをせず、反対に何故クリスマスやお正月を祝わないのかを弁明し、自分たちの立場を守り,アピールしなければならないからです。エホバの証人は、それらが異教の祭りからのものであり、聖書的でない点を理由として避けています。けれども,普通に生活していれば、クリスマスとお正月のふるまいは自然と目にし、耳にし、関わらなければならないことさえあります。例えば、幼稚園や学校、子ども会などのクリスマス会、年賀状、新年の挨拶をすること(「あけましておめでとうございます」という言葉さえ言ってはいけないのです)など、親戚や御近所の付き合いに関わっている社会(学校、会社、地域)すべての相手に対して、必要であれば自分たちの教義から説明し、誘惑を避け、奇異の目に耐えなければならないのです。



 これが、年季の入ったベテランのエホバの証人であれば、なれたもので、また周りの人も、「あの人はそんな人」として諦め半分、気にもしないのかもしれませんが、新米エホバの証人にとっては、大きな試練です。特に子どもたちがサタンの誘惑に引っかからないように、自分自身もできれば人に会わず過ごせますように、年賀状の代わりに寒中見舞いを出してみたり、新年の挨拶も笑ってごまかしたり……。私の場合は常にどきどきしながら乗り切ったように思います。



 そんなエホバの証人に対して、私たちクリスチャンはこんな言葉を残せるかもしれません。「私たちは,クリスマスがイエス様の本当の誕生日ではないかも知れないことも、異教の祭りの日だったことも知っています。それでも私たちの為にイエス様が生まれてきてくださったことを感謝し、喜びたいのです。また,新しい年を迎えることができた喜びを神様に表したいのです。私たちの心からの喜び、感謝を神様は喜んでくださるでしょう。」



      






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