たねまき Vol.10
ワンポイントレッスン
エホバの証人へのアプローチ10
《キリスト教の責任》
-エホバの証人の実態を多くの人は知らない-
エホバの証人の御家族の方々は、ほとんどがエホバの証人について何も知りません。これは、キリスト教会に責任であると言うことをまず覚えて置いてください。
キリスト教会は、自分も含めて、人がよすぎると思います。エホバの証人はキリスト教会のことをなんと言っているかと言えば、大いなるバビロンであり、イスラム教徒以上の背教者たちの群れであるというのです。キリスト教への悪口はすごいものです。教会へ行けば、皆同性愛者であるかのような言い方さえします。不道徳は行われており、教会には偶像が飾ってあると言います。
実はキリスト教といってもいろいろあり、確かにカトリックへ行けばマリヤ像が飾ってあったり、同性愛を認める論争があり、認めたと言うグループも無いわけではないのです。でも、エホバの証人は、キリスト教の全部が同性愛と認めたと言うのです。また進化論をローマ法王庁が容認したとなると最大限に攻撃をし、翌月の冊子にすぐに「ローマ法王も進化論を認める。実態が暴露された」というふうに載せます。エホバの証人から言わせると、これらは全部、キリスト教世界なのです。キリスト教は大いなるバビロンと言われ、滅びることも言います。これらの悪口は徹底してエホバの証人の中で教えられます。
牧師はサタンの親玉のようなものです。しかし、キリスト教会は、その様な悪口を言われていることを何も知らないのが現状です。牧師の中には、エホバの証人を解釈は違うがいい人たちですよ、と言う人もいるくらいにです。多くの神学校では、異端の勉強がありますが、エホバの証人については、せいぜい1〜2時間程度の学
びをします。基本的な学びとしてはこれでいいのですが、エホバの証人の実態についてはほとんど分からないと言うことになります。
だからエホバの証人の御家族の方々がわからないのも無理も無い事です。問題が起こり、やっと調べで気が付くと、とんでも無いグループということになるのです。
また、エホバの証人は、どんどん変わっていくと言うことも知ってください。
(エホバの証人セミナー 講師 中沢啓介師)