たねまき Vol.12
ワンポイントレッスン
エホバの証人へのアプローチ12
《家族の対応:妻がエホバの承認である場合》
先ず、エホバの証人を妻に持つ夫は教会に来て、牧師と面接をし、対応について話し合いましょう。そこで牧師は、状況把握をし、祈りを持ってアドバイスをしていきます。特に夫には、妻の反対をしないように伝えます。妻は反対されると家族から迫害を受けたとして、頑張らなければならないと思うからです。また、妻は信仰を捨てないということを夫に認識してもらいましょう。
エホバの証人の話しの8割は正しいです。残りの2割が毒です。その2割の間違っているところを妻に伝えるようにします。しかし2割の毒分けを普通の人は出来ません。そこで教会へ来て、夫に聖書を研究するように言います。それから夫は、妻とエホバの証人の研究をするようにします。つまり牧師は、夫を通して、聖書指導をすることになります。
注意すべきことは、エホバの証人の研究に長老や牧師を交えた4人での話し合いにならないようにします。牧師は理論では長老に勝ちますが、説得は出来ませんし、牧師に言い負かされている長老を見て妻は、長老をかわいそうと思うようになります。また男性は男性から学んだほうが言いということで長老が来ることがありますが、夫は妻とのみ話しをしたいといって、断りましょう。夫婦だけの研究会が説得できる可能性があるのです(両親からの説得は難しい)。
とにかく妻に考えてもらうことです。何回もかけて疑問を投げかけましょう。議論に勝とうとしてはいけません。また相手の防御を避ける為こちらの答えは言わないようにします。あくまでも聖書に忠実に進めます。聖句を全部引き出すこともいいでしょう。そして、お互いの信頼関係が深まるようにしていきましょう。
最後は、専門家(エホバの証人救出カウンセラー)に依頼をして妻に情 報を提供してもらい、組織の間違いに気づくように導いていきます。