金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール 55

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御言葉メール 55
2005年2月9日
「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。」(第1ペテロ4章10節)
イスラエルの最初の王サウルは、ある意味で非常に現代的な人のように思われます。王という立場を守るために、神のことばに従うより、人が自分から離れていくのを恐れ、人のことばに追従します。勿論、神様を信じていないというわけではありません。
しかしサウル王は絶対者の言葉に立てず、その結果その時々の状況に流されて生きる、いわば相対的価値観をもつ現代人のようです。サウルが王としての地位と力を自分で守ろうとしたのは、その立場が神から与えられたという信仰に立てないためでした。
その結果は、いつも自分で自分を守るために、あらゆる策略のとりことなっていくのです。これは私たちも同じです。今の立場、賜物は神から与えられていると知り、信仰をもって受け入れていく時にのみ、人を恐れることなく、また羨む事無く、自分に与えられた働きを自覚できるようになるでしょう。
私たちはただ、神様から全てのものを委ねられているにすぎません。この恵みに気がつく時、与えられた立場、賜物を自分の守りのために使うのではなく、他者を生かすために使うように変えられていくことでしょう。

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