御言葉メール 68
2005年3月26日
「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」(ヨハネ11の25)
イースターを心から感謝します。私たちは周りの人たちや、或いは自分自身の死に直面する状況や、死そのものを通して、生きている事が当然ではない事を強く意識させられます。
生きているという事は、必ず死があるという事です。私達一人一人が、この世に存在することは神の意志ですが、世にある肉体の最後である死は、決して人間存在の最初からあった自然のものではありません。罪の結果、死が入ってきたのです。
この死こそ、私達の最後の不安であり恐怖です。ですから死につながる病気、事故等を恐れ、忌み嫌うのも当然です。しかし私達の罪のために死なれたキリストは、復活して、罪とその結果の死に勝利されました。
肉体の死は恐怖や絶望ではなくなり、永遠のいのちへの門出になったのです。「わたしを信じる者は、死んでも生きるのです」−どうかこの希望が、多くの困難や疲れ、病、死の床にあるすべての人たちにとって、慰めと平安があふれる泉となりますように。
御言葉メール 68
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