御言葉メール 93
2005年6月22日
「主に感謝して、御名を呼び求めよ。そのみわざを国々の民の中に知らせよ。主に歌え。主にほめ歌を歌え。そのすべての奇しいみわざに思いを潜めよ。主の聖なる名を誇りとせよ。主を慕い求める者の心を喜ばせよ。」(第1歴代誌16の8〜10)
ひところ、「自分をほめてあげたい」、「自分へのごほうび」という言葉がよく使われました。確かに自分のできた事できなかった事を、正直に評価することは大切です。できた事を喜び、できなかった事を次の課題とする事で、これからの方向性が出てくるでしょう。
しかしまた様々なジャンルで結果を出した人が、「神に感謝します」という告白をします。ひとつの結果が出た時の喜びの表し方は、その人の人生の根幹を表しているように私には思えます。
いろいろな人の協力、助けをもらいながら頑張ってきたのは自分自身であるという生き方、又自分がこのように頑張れたのは神の助けによるという生き方。イスラエルの王ダビデは、敵は勿論の事味方とも戦わなければならないという状況の中で勝利をおさめた後、人への感謝、自分の努力よりもまず先に神をほめたたえました。
神を人生の土台とする時は、多くの苦難の果てにある勝利においても、また自分をほめることができないような時にもキリストの救いを感謝できます。それは私たちを頑張る人生ではなく信頼の人生へと導きます。
御言葉メール 93
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