御言葉メール 80
2005年5月7日
「主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。」(ヤコブ4の15)
私達は、自分の思い通りに生きることが幸せだと思っています。しかし、そのためにどれほど他者と自分を傷つけてきたことでしょうか。
自分勝手にしか生きれず、そのために周りと争いが絶えず疲れる私達を、そのままで受け入れてくださる方がキリストです。このキリストの価値観(みこころ)の中で生活するとき、自分の思い通りにならなかったとしても、平安と感謝を経験するでしょう。
日々の生活の中で、自分の願いではなく神のみこころにそって生きる恵みを証した、次のような祈りの詩を紹介しましょう。−−
「神よ、私にお与えください/
変えることのできないものを受け入れる平静な心を/
変えることのできるものは変える勇気を/
そしてそれらを見分ける知恵を/
一日、一日を生き/
一瞬一瞬を楽しみ/
苦しみも、平安へ続く道として受け入れ/
この罪深い世を、自分の願うようにではなく、そのままに受けとめる/
あの方がそうなさったように/
神の御心に自らを明け渡すのならば/
神は全てを善いように変えてくださると信頼しつつ/
それによって私がこの世での人生もそれなりに幸せに生き/
来るべき次の世ではとこしえに/
神と共に最上の幸せを得るように」
ラインホルド・ニーバー作『平静の祈り』
御言葉メール 80
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