御言葉メール 84
2005年5月21日
「そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。」(2の42)
「教会」は人の集まりである限り私たちは人間関係において、居心地よさや楽しさを求めるでしょう。
そのこと自体が悪いわけではないのですが、教会の目的ではありません。20世紀最大の説教者の一人と言われる、ロイドジョンズ著「教会とは何か?」という説教集が最近、出版されました。とても読みやすい本なので 是非一読される事をお勧めします。
ロイドジョンズは「教会とは何か?」を考える時、何よりも先ず新約聖書、特に使徒の教え2章に帰る事を勧めます。聖霊が下られて、そこに居た使徒達が先ずしたことは、イエス・キリストの救いを語る説教でした。初代教会は何よりもこの使徒たちの教え(教理)を堅く守りました。
自分にとって、その集まりの人間関係が居心地よかったり楽しかったりすること以上に大切なことは、「みことば」に耳を傾けるために集まることです。みことば(教理)に力ずけられ支えられる時、教会の人間関係は許し許される恵みの中で、この世にはない交わりへと成長していくでしょう。
私達も初代教会のように、説教を聴くことに専念し、そこから生み出される交わりに励まされる教会であります様に。
御言葉メール 84
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