御言葉メール 74
2005年4月16日
「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心からしなさい。」(コロサイ3の23)
子ども達が小さかった時、上の娘は、「私にばっかり片付けさせて、これは弟が散らかしたんだからね」と、よく言っていたものでした。
自分が散らかしていないものを片付けるのは、全く損な事です。自分の散らかしたものはちゃんと片付けたのに、という不満です。私達は何かをする時、自分だけが損をしているのではないかと疑い、なるべく自分がバカをみないように行動する事が賢い、と小さい時から考えています。
しかし、イエス様の教えられる行動原理は、自分の損得ではなく、どんな事をするにしても人に対してではなく主に対してするようにという事です。たとえ私達のする事が自分のためばかりでなく、人のためであったり人の代わりであったり、無理やり押し付けられたりすることであっても、その状況、人の態度如何に関らず、
主に対してするように心から行う事が、キリストに従う事であると。私達の目には、状況や人しか見えないかもしれませんが、その背後には神様が居られます。みことばに従って、そのことを信じて行う時、できる事の幸いを、いいえさせてもらえる事の恵みを覚えることができるでしょう。
損得でしか考えられなかった事が、恵みの手段に変わるのです。
御言葉メール 74
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