御言葉メール116
2005年9月10日
「恐れのある日に、私は、あなたに信頼します。神にあって、私はみことばを、ほめたたえます。」(詩篇56の3、4)
私達は、どういう時に恐れるのでしょう。治る見込みのない病になる時、死に直面する時、失敗が他者に被害を与えたり、そのために責められたりする時、理由の有る無しにかかわらずいじめを受ける時、ウソから始まる事柄が明らかにされる時・・・・。
恐れは私達のまわりに影のようにつきまといます。上記の詩篇を書いたダビデはサウル王から命をねらわれていました。そのため逃亡したペリシテ人の地でも捕らえられてしまいます。恐怖の中での生活、そのストレスはダビデの肉体と精神に異常をきたしたとしても、おかしくはなかったでしょう。
しかしダビデは、より頼む方を知っていました。自分の心を全て御存知で赦しと助けを与えてくださる神、そしてこの神は御自分を信頼することを一番喜ばれる方であることをダビデは知っていました。ですから何かをする事よりも、どんな時でも助けてくださる神様に、自分の恐れを言い表す事ができたのです。
私達も恐れのある時に、神さまを信頼して全てを打ち明ける時、ダビデの告白を経験できるでしょう。恐れのあるところ、どこにおいても主のみことばが平安とその時々の導きをもって取り囲んでいることを。
御言葉メール116
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