金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール161

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御言葉メール161
2006年2月15日
「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。」(ヨハネ8の7)
私たちは、今までの人生で何度「あの人さえいなければ」という思いを抱いて生きてきた事でしょうか。私は、今は亡くなりましたが母に対してその思いを持ちました。たとえどのような理由があろうと、母に対してそのような思いを持った事で、自分自身がどんなに恐ろしい人間かと考えるようになりました。
しかももっと悪い事には、そのような思いをもちたくないと思っても、自分の内から沸いてきてしまうのです。人を殺すまでに至らなくても、憎しみ、怒りを他者に対して持つなら、すでに殺人を犯していると聖書は私たちに言明します。私たちは今に至るまで、どれほど多くの人を殺してきた事でしょうか。姦淫の女が連れ出された現場では、イエスを無き者にしようとする政治宗教指導者が、この女を利用してイエスを陥れるワナを巧妙に仕掛けていました。
イエスに対する憎悪と敵意は、イエスを抹殺せずにはおれません。しかし人間の罪が渦巻く只中に、キリストはおられます。人間の醜さの只中に、その罪を赦す神の愛が存在しているのです。 姦淫を犯した女性を守り赦される主は、自分を殺そうとする者にも、罪の無いものから石を投げるように言われて、罪を裁くのではなく罪を気ずかせ赦して下さる神なのです。

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