御言葉メール230
2006年11月8日
「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」(マタイ16の23)
最近の学び会の中で、この聖句が取り上げられ考えさせられました。キリストは人を救う為に、自らが殺され3日後に復活するという予告をされた時、ペテロの人間としての常識と願望はその言葉をいさめたのです。それに対してのキリストの答えが冒頭の言葉です。
ペテロはキリストの事を考えていたのではなく、自分の周りの人が自分をどう見るかが一番の関心事でありました。サタンは人間が神に向くのを一番嫌がります。いろいろとカモフラージュしながらも結局は自分中心で、結局は自分中心で自分の願いのために全てのものを利用しながら、他を中傷し批判する者という意味の「サタン」の姿は、まさに私の姿でもありました。
この姿こそ、実は人間の罪とその罪を用いてのサタンの働きです。この自分の姿をより一層はっきりさせたのは、サタンや私の姿とは決定的に違うキリストの姿を知るからです。人間を救う為の自己犠牲を生きる目的にする、その目的から外れない―その姿は私自身の内側を見透かし、神を求めさせます。
御言葉メール230
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