御言葉メール348
2007年12月26日
「いまだかつて、だれも神を見た者はありません。もし私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにおられ、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。」(Ⅰヨハネ4の12)
キリスト者生活で大切なのは「喜びが全たきものとなる為、罪を犯さないようになる為、永遠のいのちを持っていることを…証する為、何が大切なのか。」と問い続けることだと言われます。その答えは真理です。
たとい優れた知識でも偽りであるなら、全き喜びは与えません。まして罪を犯させるようなものは真理ではありません。そして永遠のいのちは、真理である御子を信じることです。更に冒頭の言葉は、神の愛を受けていることを知っているかどうかが、真理を知っているかどうかだといっているのです。
しかしこの手紙が書かれた時代は、いよいよ国家的な教会への迫害の足音が近づき(一世紀の終わり)、自己保身のための裏切り(密告)と賄賂や偽りが蔓延している不信の時代でした。しかしこのような時代だからこそヨハネは、神が罪人の私たちを愛して下さったのだから、互いに愛し合うではないかと勧めたのです。それが誰も見たことのない神を人々に見せることになるからです。
御言葉メール348
投稿日: