御言葉メール426
2008年10月15日
「悪者には心の痛みが多い。しかし、主に信頼する者には、恵みが、その人を取り囲む。」(詩32の10)
私たちは、悪を謀り、それを行っているのを見ると本当に忌々しく、腹立たしく思います。それは、悪を行っていながら、その心のうちに何の苦しみも無いようなふてぶてしさを感じるからかもしれません。
しかし聖書は、その様に見えても実は様々心の痛みを抱えていると言うのです。そうかもしれません。悪を行う者は、その悪がいつばれないか、いつか、誰かに裏切られるかもしれない、等等と心を痛めるのかもしれません。または、悪を行う事そのものに平安が無く、その魂は呻いているのかもしれません。「私は黙っていたときには、一日中、うめいて、私の骨々は疲れ果てました」(32:3)。
偽りと悪を行い続ける事の苦しさを語ります。しかし、主に告白し、自分の全てをさらけ出したならばどれほどの平安があるか、計り知れません。「幸いなことよ。そのそむきを赦され、罪をおおわれた人は。幸いなことよ。主が、咎をお認めにならない人、心に欺きのないその人は」(同1〜2節)。主は赦しの神です。主に何でも告白し、義なる神に全てをお委ねして大丈夫です。
御言葉メール426
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