御言葉メール445
2008年12月24日
「男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。」(ルカ2の7)
イエスの誕生は、ローマ皇帝アウグストの住民登録の勅令が出され、クレニオがシリヤの総督であった時でした。この住民登録は、徴税と兵役という国家に役立つ者を調べるものでした。
それなのにヨセフは、身重のマリヤを連れ共にダビデの家系であったので、ナザレから南のベツレヘムまでの約百四十キロの旅をしました。二人は共にマリヤの宿している子が[神の子、救い主である]という御使いの告知を受けていました。それなのに二人がベツレヘムに着くと、宿どころか生れた幼子を飼葉桶に寝かさなければならない家畜小屋に泊まるはめになりました。
マリヤはかつて、「力ある方が、私に大きなことをしてくださいました」と神を賛美し信仰を持って受け入れたのでした。それが現実となってみると、彼女は家畜小屋の中で、見すぼらしい状態で、人々にも知られず出産しなければなりませんでした。しかし覚えましょう。神のなさることは常に最善なのです。それは、この世でどんなに低く貧しい境遇に置かれた人にとってもイエスが救い主であり、彼らが大胆に近づく為でした。
御言葉メール445
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