御言葉メール523
2010年2月13日
「神の命令とは、私たちが御子イエス・キリストの御名を信じ、キリストが命じられたとおりに、私たちが互いに愛し合うことです。」(ヨハネ第1の手紙3の23)
神の命令、というと、何かしなければならない行為を想像しがちです。しかしここではっきり言われるのは、イエス様を信頼する事とお互い愛し合うことです。命令だから守らなければならないと思っても、行おうと思えば思うほど難しい事がわかります。
信じたり愛したりする事よりも、何かをしなさいといわれる事の方が簡単だとわかるでしょう。この誘惑の中に人間はいつもさらされています。初代教会、宗教改革者たちはこのために命をかけて戦いました。それは教会の中から始まった戦いでした。行いではなく信仰のみに生きる事とお互いが愛する事は、教会の中であらゆる場面で確認されていかなければならないでしょう。
行いという見えるところで判断できない信仰生活は、愛するという事がなければ、キリストを中心とした一致を保つことはできないからです。この教理の恵みに生きる教会として成長できます様に。
御言葉メール523
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