御言葉メール633
2012年5月19日
「あなたは知らないのか。聞いていないのか。主は永遠の神、地の果てまで創造された方。疲れることなく、たゆむことなく、その英知は測りしれない。」(イザヤ40の28)
JIパッカーという神学者は、「神は創造者であり主である偉大な方である」「今日のクリスチャンは、この知識が非常に欠けている。
これが我々の信仰があまりにも弱く、われわれの礼拝があまりにも締りのない一つの理由だ」と語ります。パッカーは、人間は諸外国、人物、自然等に脅威を覚えるが、それらを創造し御手に治められる神の偉大さに十分、目を留めていないというのです。今の時代でいえば、核保有国の脅威があります。しかしどれほどの核兵器を持っている国であったとしても、神の前では無きに等しい。
世界の歴史では支配者として様々な人物が出てきます。アレクサンダー、ナポレオン、ヒットラー等。どれほど恐れられていても、神は空しい者にされる。自然の猛威も神の支配の中にある。私達は恐怖に思うものの一切を支配しておられる方を、「天の父」と呼んでいます。その父なる神を肉なる人間が礼拝できる。この恵みは畏怖の念をもった神礼拝となっていくでしょう。