金沢聖書バプテスト教会

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クリスチャンのあかし

2012年10月14日Aさんのバプテスマの証

更新日:

Aさん バプテスマの時の証

「父よ。彼らを御赦しください。彼らは何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ23章34節)
このような祈りをする方に巡り合うために、これまで生きてきたのだと思いました。
命を懸けて私たちを愛してくださりこのような祈りをできる方は人間ではなく、神様だと思いました。

小さいころから漠然と宇宙や人間を創ってくださった方がおられると固く信じていました。
そのような方のことを知りたいと願いつつ、50年以上を生きてきました。

初めて創世記を読んだとき、天地万物を創られた方が、私たち一人一人をつくり愛しておられることが書かれており、小さいころからの思いは間違いでなかったことを発見し、とてもうれしく思いました。

今年、私は56歳です。主人は55歳でがんの告知、56歳で亡くなりました。
当時私は47歳。主人の癌も想像外のことでしたが、主人の病気と同時に私自身に難病が待っていたことは、驚きでした。
そして主人が死んだのはちょうど仕事に失敗し、多額の負債が残った直後のことでした。主人が死んで8年の時が流れ、その間にすべての家族を見看り、どうしていろいろなことが一度に起こったのだろう…という思いが頭から離れませんでした。

2009年にエホバの証人に声を掛けられ、約1年間活動しましたが、活動すればするほど間違いに気づき、6か月をかけて組織から抜け出すことができました。
一人で考えての行動だったので、とても不安でしたが辞めることができた時、教会へ行き本当の聖書を学びたいと思いました。

金沢教会の存在を知り連絡を取りましたが、ちょうど斉藤先生は入院中であり、電話のつながらない日がどんどん過ぎ私自身の入院も明日・・・という日、やっと電話が通じました。
あの時の感激は、今でもはっきり覚えています。

教会に来て罪というものを初めて知りました。
罪とは犯罪を犯すことのように思っていた私には衝撃的でした。
神様から離れた生活をしてきた私はこれまでの様々な行いを含め、自分の罪深さを心から認め、そして悔い改めたいと思いました。

「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現すためにしなさい。」(第1コリント10章31節)

この御言葉を知った時、私たちは神の栄光を現すために創られたということがよくわかりました。
そしてイエス様が私たちの罪のために死んでくださり墓に葬られ、三日目によみがえられたことを受け止めることができました。これは私が願って可能になったことではなく、一方的な神様からの恵みだと思います。

私の病気は一生治ることはありません。
常に最新の薬を使っていますが今では家でも点滴という結果になり、歩くこともかなり不自由な日もあったり一人暮らしは難しくなってきています。
このような状態の中、すべてを神様にゆだね、神様と神様のご計画を信頼すれば、将来の導きに何の不安もないということを確信できました。神様が私たち一人一人に道筋を示してくださることもわかりました。
これ以上の平安があるでしょうか・・・

そして祈りに対する神様の答えは、予想をはるかに超えたものであることに感動を覚えます。

今の人生だけでなく、次の人生もあることは、今が完全である必要もなく、現在健康でなくても大丈夫だし、困難、孤独、貧困、心痛にも耐えられると思います。
よみがえりの命をしったのですから・・・

思うように外出ができない生活になりましたが、神様以外のことに心が奪われることがなくなり、聖書を自分の心の土台にしっかりとすえ生活していこうと思います。
神様を賛美することだけが残り、すがすがしい気持ちです。
行動範囲が狭くなりました。初めはそのことをとても辛く感じましたが今では遠くのほうばかりを向いていた私の心を、身近にいる人々に向けさせてくれたように思います。

そこにいるだけで人々に平安と勇気、希望と喜びを与えられるような存在。自分は苦しみの中にあったとしても、なお、自分の周りの人を生かし、その最善を祈れる人格になりたいと願っています。でも、この願いはどんなに自分で頑張ってもできるようなことではないと思うので、イエス様の御霊によって変えられていくことを心から楽しみにしています。

神様を知り、新しい人生をいただきました。この喜びを人々に伝えていきたいと思います。

最後に、大好きな聖句をお読みしたいと思います。

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせることを私たちは知っています。」(ローマ8章28節)

今日は私の拙い証を聞いてくださりありがとうございました。
これから教会家族の一員としてともに歩んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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