御言葉メール682
2013年5月25日
「このように、あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい。」(ローマ6の11)
このみことばは、私が信仰を持ちながらも、自分の思いに左右される不安な思いに対して、確信を与えてくれたみことばです。私は信仰をもってから、聖書を知らない事もあって、自分の感情がそのまま、自分の信仰を測るものさしになっていた時がありました。
自分の思い通りにいかなかったり、自分はひどい人間だと思った時には、自分は神を信じている者だろうか、と疑う。また自分の願いがかなえば、何とか自分もクリスチャンとしてやれているのかな、と考える。自分の思い、感情、状態で神様への姿勢が変わる。しかし上記のみことばは、その様な私の側の事など一切問題にしていないのです。「思いなさい」というのは「見なしなさい」「考えなさい」という意味だそうです。
自分がどんな状態であっても、イエスと自分は結合されているので、イエスと同じように罪に死んで新しい命に生かされている事を、自分に教えなさい、というのです。聖書の教えを、不安、迷いの中にある時こそ自分に絶えず教えていく、という信仰の方向性は自分の状態を気に留める事から、私達の目を神に向かわせていくのです。