金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール943

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御言葉メール943

2018年8月25日(記:斉藤文子)

「どうか、私たちのうちに働く御力によって、私達が願うところ、思うところのすべてをはるかに超えて行うことのできる方に、教会において、またキリスト・イエスにあって、栄光が、世々限りなく、とこしえまでもありますように。アーメン。」エペソ3の21,22

冒頭のことばはパウロの祈りです。パウロの困難な信仰人生の中で、自分が願うところ思うところを超えて事を成されるのが神だ、と確信するパウロはその神が崇められる事のみを求める。

特にエペソ書はパウロの獄中書簡であり、キリストの奥義としての教会」のことを伝えています。ユダヤ人と異邦人という両者をキリストによって一つのからだ(教会)にしてくださった。決して交わる事のなかった両者がキリストの十字架によって隔ての壁が壊される。人間の思いからは絶対でてこなかった在り方である教会という奥義。パウロはキリストを通して旧約聖書の神知識から教えられた教会を知らされた時、それを計画された神をたたえずにはおれなかった。教会にはびこる間違った教え、投獄のパウロを非難する人間関係の苦しみ悩みを持ちながらも、願うところ、思うところをはるかに超えて行われる神を崇めずにはおれない。

キリスト者は多くの祈りの中に生きています。

その中で神が私達に与えられたものがどのようなものかに目を留め続ける時、悩み辛さの中にありながらも、私達が願い思うところを超えて事を成される神を崇める者とさせていただけると信じています。

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