金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール1023

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御言葉メール1023

2020年4月25日(記:斉藤文子)

「キリスト・イエスにあって聖なる者とされ、聖徒として召された方々へ」第一コリント1の2

私がコリント人への手紙の説明を聞いた中で、一つの忘れられない感慨深い内容がありました。コリント教会はパウロという伝道者が開拓伝道をして教会の基礎を築きます。
それからパウロは他のところで働きをするためにコリントを離れます。

しかし異教の町であるコリント教会は様々な問題が起きてきました。不道徳や偶像問題、結婚、集会における無秩序や復活の教理についてなど、更にパウロが教会を建て上げたにも関わらず、パウロの使徒職を疑い反発するグループもあり、教会は大きく揺れていました。これがキリスト教会かと思われる程の不道徳と自己中心がまかり通っていたのです。

そういう教会に対してパウロは手紙を書きます。これがコリント人への手紙です。その最初の挨拶に、聖なる者」聖徒」「神の教会」と呼びかける。これでもキリスト者か、という深刻な問題を抱えている人たちに向かって聖徒と呼ぶ。聖なる者と呼ぶ。ひどい教会とは呼ばずに、神の教会と呼ぶ。私など表面だけで判断してしまう愚かな者ですが、パウロの立ち位置の決してぶれない姿を教えられるのです。罪を持つ人間は、行いによっては神に受け入れられる事がない、その人間がキリストを信じただけで聖められ、この世から別たれた聖徒とされた。どんなひどい状態でも聖徒である。行いによって聖徒になったのではない。だからこそこれからは、神の御心に従って生きよう、とする。生きさせてほしいという祈りがでる。私にとって、パウロが教会と人のどこをみているかを教えられる箇所でした。

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