御言葉メール1125
2022年5月1日
「ダビデは逃げて、難を逃れ、ラマのサムエルのところに来た。そしてサウルが自分にしたこと一切をサムエルに告げた。」第1サムエル19の18
私たちは、どうしてよいかわからない状態に陥った時、どこに助けを求めるでしょうか。
ダビデは、サウル王から命を狙われます。ある時は槍(やり)を投げられたり、また自分の家でおそわれたりします。ダビデが戦争に勝てば勝つほど、ダビデに対するサウル王の妬みと怒りは、ダビデを殺すところまでいきます。
殺人は、人間の心から始まります。人間の心に怒りや妬み、憎しみがないならば、殺人は起こりません。しかし現実はそうではない。どんな人も殺人を犯す可能性の心を持っているのです。
一生懸命にサウル王に仕えてきたダビデは、自分が命を狙われているとわかって、サウルのところから逃亡します。ダビデが逃げた所は、神の預言者サムエルのところでした。ダビデはこの様な事態をサムエルに告げ、そしてサムエルに聞きます。
苦しい時に神の言葉に聞ける人は幸いです。これから逃亡生活が始まるダビデは、サウルの様に人に向かうのではなく、神に向かいながら苦しい時が支えられていくのです。