金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール1131

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御言葉メール1131

2022年6月15日

「おまえたちのだれも、私のことを思って心を痛めることをせず、」第一サムエル22の8

冒頭のサウル王のことばは、自分の家来に向けて語られた言葉です。人間は誰しもこの様に叫ぶ思いを持っているかもしれません。ただサウルの場合は、素直な叫びだけでなく、お前たちは誰のおかげで生きているのか、という豪語と結び付いています。私がお前達を支えている、という傲慢と同時に、私のことを誰も思ってくれないという、どうしようもない孤独の間で、もろいが故に、突っ張って生きるしかないサウルの姿が浮き彫りになります。問題は、その葛藤の中でサウルは神に呼び求める事をしていなかった、ということではないでしょうか。神を知れば知るほど葛藤は大きくなります。それがますます神を求める様になるか、またはその時の衝動で腹立ちまぎれに行動する様に思われます。サウルが後者の態度をとった時、それは悲惨な結果を招きました。ダビデがサウルから逃れて、祭司アヒメレクのところで、食べるものと武器を貰った、という事が密告された時、サウルは、アヒメレクを始めとして全祭司を虐殺するのです。どの様な心の葛藤があっても、その解決を人に求めるか神に求めるかで、その歩みは全く変わってくる事を教えらるのではないでしょうか。

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