御言葉メール419

御言葉メール419
2008年9月20日
「このように、この小さい者たちのひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみ心ではありません。」（マタイ１８の１４）
自分が出世や良い立場につくためには、人のことを考えておられない。特に自分より弱い立場であったり、自分の思い通りになる人だと思う時に、無視したり利用したり、バカにしたりするのが人間の世界です。
自分の身が安泰であれば、人がどうなっていても、あまり気にかけないで生活できる。私達と私達が生きている社会は残念ながらそういう所です。その世界に投げかけられる神の言葉は、何と強烈な事でしょうか。小さい者、それは子供であり、取るに足りないと思われる状況にある人、また神様の事がよく理解できない人を決して見下げてはならない。これが神様の御心です。小さい者達が、その置かれた状況の中で神様を信頼して生きていく事が幸いな歩みです。
それをさせなくする、小さい者への蔑視は神様を冒涜する事です。自分の中に、人に対する蔑視や高慢があると、気づく人は幸いです。神様の前に悔い改める事が出来るからです。自分にはできなくても、神様が小さい者を大切にする、謙遜さへと導いて下さるでしょう。