御言葉メール439
2008年12月3日
「つまずきが起こるのは避けられない。だが、つまずきを起こさせる者は、忌まわしいものです。」(ルカ17の1)
主イエス様は、この世に生きている限り、躓かされるということは当然起こることだと言われます。私たちは、人から嫌な事、人からむごいことを言われ悲しい思いをさせられる事、自分の大切な計画が妨害され、多大な損失を被った事、などに自分の全神経と感情が向きます。
結果、この世に自分ほど不幸でみじめ存在はないと嘆き悲しみます。それが自分の全てだと思います。そして自分が人を恨み、憎しむのは当然だと考えます。しかし、主は言われるのです。私たちが最も心を用い、全身全霊を持って取り組まなければならないことは、人に「つまずきを起こさせ」ているかどうか、だと言うのです。
しかも、最も小さい者(自分にとってほとんど利用価値が無く、多少傷つけても、交わりがなくなってもよいと見下している人)を躓かせる人こそ、石臼を首に結わえられて海に投げ込まれるほうがましだといわれるくらいの大変なことをしているという自覚が必要だというのです。主は、教えを続けて、人を躓かせるものは、人を許さない事と高慢だとします。
御言葉メール439
投稿日: