金沢聖書バプテスト教会

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たねまき1〜6

たねまき5 マインドコントロール2 エホバの証人的志向を持つ過程

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たねまき Vol.5


ワンポイントレッスン

エホバの証人へのアプローチ5

<エホバの証人がマインド・コントロールをかける方法2>

《エホバの証人的思考を持つ過程》








 エホバの証人は、第一に正体を隠し、自分たちをクリスチャンだと言います。内では、キリスト教会を大いなるバビロンといい攻撃をしますが、外では、キリスト教会のよい評判を利用します。一般の人々は明治以来、キリスト教を信頼していますし、イメージはよいです。これをエホバの証人は使います。第2は、聖書を勉強しませんか?と言います。しかし、彼らが教えるのは、聖書ではなく「知識」と言うテキストを求道者と勉強します。聖書は、参考書や辞書的に使うだけです。



 マインド・コントロールをエホバの証人が人にかける時、まず正体を隠し、次に勉強をし、次にエホバの証人の考えを受け入れるように仕向けていきます。人は、相手を受け入れたなら、相手の考えを受け入れるように仕向けていきます。例えば、エホバの証人がある婦人のところに何回か訪問しました。その婦人は、あるとき急に体調を崩し、入院することになりました。連絡を受けたエホバの証人は、すぐに病院に駆けつけ、お見舞いの花を持っていきました。そしてその日から、一週間、その婦人のご主人と子ども用に夕食を届けたのです。頼みもしないのに、はじめは迷惑と思ったけれど毎日届けられると、だんだんと「ここまでする愛の人」と思うようになりました。普通であれば、ここまでするエホバの証人を受け入れることはたやすく、さらにエホバの証人の考えを受け入れるのに時間はかかりません。人は、好まれたいと思ったら、嫌がることを言わなくなります。つまりエホバの証人やカルト集団は、マインド・コントロールをかける術を知っているのです。彼らには、120年の歴史があります。だからどんな心理学の先生のセミナーを受ける以上に、本能的に人の心をつかんで、どうやったら、人が動くかをよく知って、トレーニングをしているのです。







 ある婦人は、退院後エホバの証人との勉強を再開しました。「知識」のテキストには、下段に質問欄があり、それに答えていきますが、変な答えをしたら、エホバの証人は喜ばなくなります。何回か訪問を受けるうちに、せっかく来てもらって親しくなってきたということで、相手が好むような答えを言うようになりました。初めは、おかしいと思っていたことでも、おかしいとは言わなくなって相手が納得したり、賛成したりすることを言うようになります。これが、積み重なっていくと、マインド・コントロールにどんどんかかっていきます。そして後は、聖書の聖句によって3つの楔が打たれます。それは、おかしくても変でも、理屈がついていきますので、その人の頭のうちに(エホバの証人的な思考)構造が出来上がっていきます。マインド・コントロールとは、最終的には、知的(体系的)なものなのです。

      






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