御言葉メール101
2005年7月20日
「あなたがたが、りっぱな服装をした人に目を留めて、『あなたは、こちらの良い席におすわりなさい。』と言い、貧しい人には、『あなたは、そこで立っていなさい。でなければ、私の足もとにすわりなさい。』と言うとすれば、あなた方は、自分たちの間で差別を設け、悪い考え方で人をさばく者になったのではありませんか。」(ヤコブ2の3,4)
先日、ある方とお交わりしていた時に、「教会はどういう所か」と尋ねられました。こういう質問に、最近よく主人が口にしている「教会はこの世の価値観と全く違うところであり、この世の価値観を持ち込んではならないところ」という内容を中心に答えるようにしています。
この世の価値はお金であり地位であり学歴です。しかしキリストが示される価値はそれとは全く逆の自分の弱さ、惨めさ、足りなさを知り、自分自身の中に価値を見出せない事を知りえた幸せです。その人はイエス・キリストの救いを求めるからです。
キリストの救いを全てに勝る価値とする教会は、ヤコブが警告する様にお金持ちと貧しい人に差をつけるという、現代にあっては有名人、地位、富のある人を誇ってはなりません。しかし罪赦された罪人の私達はこのことを日々の 現実の中で忘れやすいもの。
共に集まる礼拝と交わりの中で、キリストの価値の中に生きるように励ましあうところが教会なのです。
御言葉メール101
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