御言葉メール 99
2005年7月13日
「主ご自身があなたの先に進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。」(申命記31の8)
私たちは神様を信じたら、心が安心し楽しくなる事を想像してしまいます。
つまり不安、つらさ、自分や他人に対して嫌な思いを持たないですむようになることが信仰だと、勝手に思ってしまうのです。けれどもこれは、私自身が主人からよく言われたことですが、「聖書のどこにもそんな事は書いてない」のです。確かに事実はその反対です。
神を信じない人たちの間で、神を自分の主と告白する生活をしようと思うなら、仲間外れになる事への恐れ、信じない生活が自由に思えてきたり妥協、そういうところからくる葛藤は、自分が本当に弱い者である事をますます明らかにします。
イスラエルが出エジプトをして神様の約束されたカナンの地に入る直前、死を目前にしたモーセは告別のメッセージをします。これから神が与えようとされる先住民のいる土地に住む時、多くの闘いがあり恐れで一杯になる時でも、主があなたと共におられる、というのです。
恐れとおののきの真っ只中で、先を導いて下さる主が共に居られる事を、みことばによって確認しそれを信じさせていただけるように祈る時、私達は信仰者として生きているのです。
御言葉メール 99
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