御言葉メール110
2005年8月20日
「神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。」(創1の27a)
人のおもな目的が、永遠に神を喜ぶ事だとするならば、この目的はこの世での人生が終わっても、永遠の長さを持っています。そしてこの人の目的は、人生のどのような状況でも、又何歳であっても実現できます。
この時よくよく注意しなければならないのは、喜びの表し方は人によって違うということです。また違うべきです。ただ聖書は「飲むにも食べるにも、また何事をするにも、全て神の栄光のためにすべき」(1コリント10章31節)だと教え、生きる事それ自体を感謝する者を神のために生きる者とします(ロマ14章6〜9節)。
ですから、人生の具体的な一つ一つの場面(日々の生活の中)で私たちが、神に心を向け、信じ、頼り、感謝するなら、神の栄光のために生きていることになるのです。そして私たちから全ての方法が無くなってもなお、私たちは神に心を向け、信じ、頼り、感謝し、従うことができます。
そして私たちは、その長い人生も倦むことなく、短い人生も失敗に終わることがありません。しかし最後に、最も大切な事は、永遠の御人格であられる神との交わりです。人格的存在である人間が、人格以下のものを第一の目的とすれば、自らを卑しくします。永遠の人格なる神こそ、第一の目的とすべき対象です。
御言葉メール110
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