御言葉メール138
2005年11月26日
「こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて・・・」(へブル12の1)
精神の病気を抱えた子どもを持つ親の会の集まりで、よく愚痴りあったものです。「家族や家事、仕事、また他の人間関係を全部捨てて、言いたい事を全部ブチまけて、きれいさっぱり一人になったらどんなに楽だろうね。」
そういう事はできないし、仮になったとしても楽にも幸せにもなれない事を知っているお母さん達の、ささやかなハケ口の場でした。私も様々な疲れがドッときて全ての事が面倒くさくなる時、考える事は同じです。しかしその様な状態にある私でも、主はそのまままに放っておく事はなさいません。みことばは、雲のように多くの証人に囲まれていると教えますが、私の内にも、今まで出会った信仰者を思い出させてくださいました。
よく交わりを持っている人、あまり交わりはなくても生き様の後姿を見させて頂いた人ー多くの弱さと失敗の中で、だからこそ主に信頼せずには生きていけない事を、証ししている人達を思い出す事は、現実を認める力と望みの故の忍耐を与えてくれます。私たちが疲れ、どうなってもいいや、と思う時にも、神様は私たちをそのまま受け止め、励ます手段をお持ちなのです。
御言葉メール138
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