御言葉メール305
2007年7月28日
「そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。」(ローマ5の3,4)
かつて、山中鹿之助という武将は月に向かって、「我に七難八苦を与え給え」と願ったそうです。私などは、どんな小さな嫌な事もつらい事も、避けて通りたいと思っていますが、山中鹿之助は自分が強くなるために敢えて患難を求めました。
人間は苦しい中で自分を鍛えれば、強くなれると思いがちです。パウロは敢えて患難を求めよ、と言っているのではありません。仕方なく起こってくる患難であっても、それを喜ぶというのです。何故ならそれは、自分の強さではなく、希望を生み出すものだと知っているからです。自分の強さに頼っている時は、いずれ失望する時がやってきます。しかし神様に信頼する時、決して失望する事はありません。
神様への信頼は、神がどれほどまでに私を愛しておられるかをますます教えるからです。又自分にはない忍耐、柔和、謙遜が与えられている事に気づくでしょう。私達は強くなくても強く生きられます。強い神様に信頼しているからです。
御言葉メール305
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