金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール980

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御言葉メール980

2019年6月1日(記:辻嵐桂子)

あなたがたの確信を投げ捨ててはいけません。その確信には大きな報いがあります。あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは、忍耐です。(ヘブル人への手紙10章35-36節)

辛い時、ただ忍耐しろと言われても絶望しかないだろう。
だが、苦難の終わりが確かに訪れることを知っていれば、忍耐の先に大きな報いがあることを知っていれば、それは励みとなり、希望となる。

ヘブル人への手紙を読むと、この手紙の受け取り手たちが、厳しい弾圧に耐えていたことがわかる。
初代キリスト教会が、ユダヤ人やローマ人にどのような仕打ちを受けたかは、使徒の働きや他の書簡にも記されているが、ここでも、彼らが嘲られ苦しめられた様子が具体的に記されている(32-34節)。

そしてある者たちは信仰を捨て、教会を離れ、或いは積極的に教会の集まりに加わることを拒んだと見られる(6章4-8節、10章25-27節参照)。

そのような中にある信者たちに著者は、キリストの贖いが確かなこと、故に後に約束された報いも確かであることを論証し、例証することで、信仰に留まり続けるよう彼らを励ますのである。

投獄され、財産を奪われ、命さえ危険にさらされる、このような苦難を私は経験したことはないし、また、もしそのような状況になったら、それでも信仰を保てるかと問われれば、甚だ自身がない。
それでも、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者(10章39節)でありたいと、切に願う。

そして今、平穏な日常の中にあっても、或いは苦難の中にあっても、この御言葉は真実である。

もうしばらくすれば、来るべき方が来られる。遅れることはない。(ヘブル人への手紙10章37節)

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