金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール999

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御言葉メール999

2019年11月2日(記:斉藤文子)

「そのままさせておきなさい。マリアは、わたしの葬りの日のために、それを取っておいたのです。貧しい人々は、いつもあなたがたと一緒にいますが、わたしはいつも一緒にいるわけではありません。」ヨハネ112の7,8

生き返ったラザロの姉妹であるマリヤは、晩餐の席でイエスの足に高価なナルドの香油を塗り、自分の髪の毛でぬぐいます。しかしそれを見ていた弟子の一人イスカリオテ・ユダは、何故この香油を売って貧しい人に施さないのかと非難します。その香油の値段は大体、一年分の給料に相当する額だそうです。

確かにイエス様は、貧しい人達を心に留め配慮をされた。ただイスカリオテ・ユダの言うことは正論であったかもしれないが、彼がそう言ったのは貧しい人のことを考えていたのではなかった。会計係として不正な使い込みをするような、お金に対する貪欲さから出ていたようである。

しかしイエスは、ユダの心を全てご存じでありながら、その事でユダを責めようとはなさらずに、マリヤの行為を良しと認め、意味ある行為として賞賛されました。マリヤがそこまで深く理解していなかったにしても、彼女の行為はイエスの葬りの準備になったのです。

自分の兄弟ラザロを生き返らせてくださったキリストへの感謝と愛をあらわすのに、マリヤは持っているものの全てをささげて惜しくなかった。私はいつもこの箇所から、自己吟味を迫られます。ともすればユダの発想で自分を正当化してしまう。自分の中にマリヤの様な神への愛と感謝があるだろうか。無い、と叫びながら、キリストへの感謝と愛を更に与えてくださいと、祈らされます。

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