金沢聖書バプテスト教会

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御言葉メール1062

投稿日:

御言葉メール1062

2021年1月23日

 

罪人を迷いの道から連れ戻す人は、罪人のたましいを死から救い出し、または多くの罪をおおうことになるのだと、知るべきです。(ヤコブの手紙5章20節)


救いは行いによるのでなく信仰による。その信仰も、神からの賜物である。聖書は一貫して神の恵みを主張する。


だがヤコブの手紙は、信仰の実践という側面により重点を置いている。
罪とはどういう行いを指し、信仰に生きるとは具体的にどういうことなのか、私たちに示してくれる。

この手紙は、通常の書簡に見られる結びのあいさつ文はなく、迷い出た者を真理の道に連れ戻すという、尊い行いへの奨励(19-20節)で閉じられている。

多くの罪をおおうというのが、原文では最後の言葉となっている。
罪をおおうとは、罪が赦されるということで、旧約聖書にも度々このような表現が見られる(詩篇32篇1節、85篇2節他)。
ぺテロの手紙第一4章8節では愛は多くの罪をおおうと言われている。

おおうとは被せること、また隠すことを意味する。まさにキリストの十字架は、私たちの罪を被り、おぞましい私たちの罪の姿を神から隠してくださるものであった。
慰めに満ちた結びである。

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